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Museum
タブブラウザ美術館
タブブラウザ推奨委員会 一周年記念 上
「というわけで」
「トイレに、わ、毛?」
「・・晴れの日をお前の血で汚して欲しいのか?」
「い、いえ」
「というわけで、一周年だ」
「タブブラウザ推奨委員会の開設一周年ですね」
「左様。まぁ、頑張った方だろ、俺としては」
「日記が三日続いたことがないという、めるてぃさんにしては頑張りましたね」
「な、なんでそんなことを知ってやがる」
「ふ、ふ、ふ。それは秘密でぃす」
「・・まぁいい。ま、カウンタも50万近く行ったし、『タブブラウザ』での検索も
結構上位にランクされてるし、適当に始めたサイトにしては成功というべきか」
「いや、全くめでたいですね」
「というわけで乾杯行くか」
「かんぱ〜い!」
「そこでだ。開設以来一年、ずっと名無しだったお前に名前でも付けてやろう」
「ええ! ほんとですか? うわぁ、なんだか嬉しいような恥ずかしいような」
「うむ、我ながら良い名前を思いついたのでな」
「どんな名前でしょうか、わくわく」
「『それ』は女性のチャームポイントの一つでな」
「ふむふむ」
「『それ』は常にしっとりとしている」
「ふむふむ」
「『それ』は肉のひだによって包まれている」
「ふむ・・?」
「『それ』は周囲には毛が生えていて、女性はその毛の手入れに余念がない」
「・・え?」
「『それ』は感情が高ぶるとよりじっとりと濡れる」
「ええ?」
「『それ』は時々血を流す」
「えええ?」
「『それ』は・」
「ちょっ、ちょっと待ってください。何の話ですか!?」
「ナニって、ナニの話に決まっているだろう」
「いや、ですから・・」
「ち、しょうがない。図で説明してやる」
「いや、図はますます不味いんじゃ」
「こんな感じで、・・こう」
「はぁあ! やばい、やばいですよ!」
「ん? ・・あぁ、すまん。図を間違えた」
「そ、そうでしょ。そうでしょ」
「これは今人気絶頂の某タブブラウザのアイコンだった」
「それは別の意味で不味いのでは・・」
「で、改めて『それ』の図を書くとだな」
「はぁあ! さっきと同じじゃないですか!」
「なんだと、今度は間違ってないぞ」
「やばいですよ、不味いですよ、もう、ぎりぎりですよ」
「ええい、訳判らんことを。もういい、お前の名前を発表する」
「待ってください! そんなこと人前で言っては・・!」
「ええい、黙れ。貴様が鈍いから、はっきり言ってやろうというのだ」
「で、お前の名前は・・」
「名前は・・」
「『ま○こ』だ」
「ぐはぁ!」
「『ま○こ』、良い名前だろう。いい響きだ。そうは思わんか?」
「聞こえない! 聞こえません!!」
「ちなみに別の言い方では『おめ○』だな」
「うう、うわぁん、うわぁ〜ん」
「そうか、泣くほど嬉しいか」
「信じてたのに、信じてたのにぃ!!」
「ぁあ? 何の話だ」
「人を殴ろうと、罵倒しようと、殺そうと、めるてぃだけは下ネタに走らないって、信じてたのにぃ!」
「下ネタだと? だから何の話だというに」
「だって、だって、『ま○こ』とか、『おめ○』とかぁ!」
「意味不明なことを喚くな。
『まなこ』と『おめめ』のどこが下ネタだと言うんだ」
「え?」
「だから眼(まなこ)とお目めのどこが下品だと言うんだ?」
「ま、まなこ?」
「女性の一番のチャームポイントだろうが」
「じゃぁ肉のひだってのは・・」
「まぶただな」
「え、えーっと、周りの毛ってのは」
「睫毛と眉毛だな。手入れを怠るわけにはいくまい」
「感情が高ぶると・・」
「泣くだろ」
「血は・・」
「血涙という言葉を知らんのか?」
「じゃ、じゃぁあの図は・・」
「お前が遮るから最後まで書けなかったじゃないか。で、これが完成図だな」
「ぁぁ・・確かに目ですね・・」
「やれやれ、そんなに『まなこ』が嫌かねぇ」
「嫌と言う訳ではなくてですね。ただ言葉の・」
「ま、こんなこともあろうかと別の名前も考えておいた」
「(こ、ここは話を逸らすのが上策か・・!) わーい、どんな名前なんですか?」
「うむ、『それ』は茶色、または黒っぽい色でなま暖かい物体だ」
「・・え?」
「時に直方体で、時にとぐろを巻く。また黄色い粒が散見される場合も有る」
「あ、あの」
「多くの場合、柔らかな固形だが、非常に堅いことも、水のようなことも有る」
「それって・・」
「強烈な臭気を発しハエがたかっている」
「あ、あの図で書くとどうなりますか?」
「こう、・・こんな感じ」
「ごぽぁ! う、う○こじゃないですか!」
「仕方がないだろ。ま○こが嫌だと言うんだ。う○こしかあるまい」
「い、嫌ぁ! それも嫌ぁ!」
「いやもう決定しちゃったし、昨日ぐらいに」
「ああ、ゆ、夢なら覚めてぇ!!」
WebMaster めるてぃ