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タブブラウザ推奨委員会

タブブラウザ推奨委員会 三周年記念



「というわけで」
というわけ
ドゴシャァ!!
「またそのネタか、このクソがぁ!!」
「ぐはぁ!! ふ、ふ、ふ。まぁつかみはおっけーということで」
「ぬぅ、なんか強くなったな、きさま」
「そりゃーもう、毎日殴られてば強くもなりますよ」
「なります? 成増ってーと、某辺境の地名だな」
「さいたまの人に失礼ですよ」
「いいんだよ、あいつらはトリオで『さいたまー』とか言わしておけば」
「ひどいなぁ」
「もっと田舎なのに話題に登らないような東北、四国、九州の諸県よりずっとマシな扱いだぞ」
「それはそうですが・・」
「それはともかく、三周年だ」
「すごいですね」
「もう飽きたな。やめるか。更新たるいし」
「去年も同じこと言ってましたよ?」
「俺はほら、生物として完成体だから、これ以上成長しないんだよ」
「・・えーと、誉めればいいんですか?」
「誉めろ」
「わーすごい、めるてぃさん。そこがあなたの限界! グレート! 今が頂点、後は落ちるだけ! わんだほー!」
「・・誉めてんのか、それ」
「誉めてますよー、うふふ」
「ちぃ、誉められてるのに、なぜか怒濤のようにむかつくぜ」


商売



「それで、今回はどんなイベントを?」
「イベントっつーか、新しく商売でも始めようかと」
「商売? めるてぃさんが? ・・へー」
「なんだ、その冷めた目は」
「いやぁ、めるてぃさんみたいな短気で粗暴な人に商売なんか出来るのかなぁと」
「誰が粗暴だ、おらぁ!」
「どぐはー! ほ、ほら、そこが粗暴なとこですよー」
「む・・。まぁそれはともかく、今回の商売はこの鉄拳とも無関係ではないわけだが」
「え・・! 鉄拳が商売? ・・『かつあげ』ですか? 犯罪は商売じゃないですよ」
「なんで最初にボクサーとか、拳闘士が出てこないんだよ」
「だってブタさんがボクサーなんて、おかしいですよ」
「体重だけなら、ヘビー級を目指せるブタだぜ、俺は」
「体重だけじゃ駄目ですってば」
「駄目か? 体重になら自信があるんだが。まぁそれはともかく、今回の商売はずばり」
「ずばり?」
「殴り屋だ」


殴り屋



「・・は?」
「殴り屋だよ」
「いや、聞こえてますけど、なにをする商売ですか?」
「殴るに決まってるだろ」
「・・・・。・・ああ! 依頼を受けて誰かを殴る商売ですね?」
「あほう、それじゃ犯罪だろうが。今回のは完全合法、絶対無敵、○innyではポエムしか落としませんてやつだ」
「○innyってなんですか?」
「ポエムをダウンロードするツールって話だぞ。よくは知らないが」
「逮捕者が出たって噂をきいたような?」
「きっと反政府的なポエムを出回らせたんだろ。あれだよ、社会主義国で国家主席を馬鹿と言ったら、機密漏洩罪で逮捕ってのと同じだ」
「・・冷戦時代なら笑えるジョークだったんですけどね」
「まぁそれはともかく」
「いつものことですけど、『それはともかく』が多いですよね」
「うるせぇなぁ。心に棚を作れよ、お前も。で、今までの話題はそこにおけ」
「・・はい、置きました」
「よし、そこで殴り屋だが」
「結局誰を殴るんですか、犯罪にもならずに」
「まぁ犯罪者そのものを殴るのが一番いいんだがな、大阪でVai○を二台盗んだ奴とか」
「ああ、それはいいですねぇ。でも誰からお金がもらえるんですか?」
「そこが問題だ。で、俺は考えたって訳だよ。依頼者本人を殴って、かつ金が貰える方法を」
「え? お金を払って殴って貰うわけですか?」
「そんな商売が成り立つのかと思ったな? そこがねらい目だよ。ニッチな商売って訳だ」
「ニッチ?」
「生態学の用語だな。既存の商売の隙間を突くってわけさ。依頼者本人を殴るんだから犯罪にはならん」
「殴られるためにお金を払うってのは判らないんですが。マゾの人を相手にするんですか?」
「違う。いいか、世の中には『駄目人間』が多い。『駄目な人』じゃないぞ、『駄目人間』だ。『ゴムな人』より、『ゴム人間』のほうがずっとゴムっぽいだろ。それと同じよ」
「えーと駄目人間が多いとどうなるんですか?」
「駄目人間ってのは、大抵それを自覚してる。まぁ自覚のない真性駄目人間も多いが。そういう自覚してる駄目人間ってのはな、実は誰かに『お前は駄目人間だ!』と指摘されることを望んでいるものだ」
「・・本当ですかぁ? 」
「本当だとも、多分。そこでこの鉄拳の出番だ。貴様は駄目人間だぁ! という罵声と共に熱い喝をくれてやるわけだな」
「そんなの商売になるのかなぁ」
「まーかして。俺の理論は完璧さ。駄目人間は立ち直るし、俺の懐は潤うし、お前が殴られたのも無駄じゃなくなるし、まさに三方一両損だな!」
「・・えーと、めるてぃさんにはもう少し国語を勉強して貰った方がよいかと」


殴り屋本舗



「おらぁ!!」
「ぐはー!!」

「でりゃぁ!!」
「ぐぎゃあぁ!」

「おーやってるやってる。殴り屋って本当に商売になるんだなぁ。凄い人の列だし・・」
「どうですか、調子は」
「おお、うんこ。見ての通り大繁盛だぞ、この殴り屋は。
 『駄目人間に激しい喝を! 燃える豚めるてぃの熱い拳を思い知れ!
 殴り屋 一発100円』てなもんだ」
「ちょっと見学してていいですか?」
「おう」

「では次の方どうぞ」
「よ、よろしくお願いします」
「えーと、兄貴と妹で、セリフは・・ふむふむ。では行くぞ」
「はい」
「この馬鹿にぃ!!」
どごしゃぁ!
「お前があんまり可愛いからぁー!!」

「・・えーと、これが熱い喝・・?」

「はい、次の方」
「よろしくです」
「えーと、師匠と馬鹿弟子ね。セリフは・・ふむふむ。では行くぞ」
「はい」
「こぉの馬鹿弟子がぁ!」
どごしゃぁ!
「師匠ーー!!」

「・・なんか殴られてる人がすごく嬉しそうなんですけど」
「真人間に戻れるという嬉しさに決まってるだろ」
「い、いや、なにか違うような・・」

「ほい、次の方」
「お願いします」
「えーと、艦長と新米パイロットね。セリフは・・ふむふむ。では行くぞ」
「はい」
「弾幕薄いぞ!!」
どごしゃぁ!
「親父にだって殴られたことないのにー!!」

「では、次の方」
「よろしく」
「えーと、頑固親父と息子ね。セリフは・・ふむふむ。では行くぞ」
「はい」
「こんな飯が食えるかぁ!!」
どごしゃぁ!
「父ちゃーん!!」

「はわわわわ、おかしいですよ、めるてぃさん! どう見ても殴られてる人は真人間に戻ってないです。むしろ症状が悪化してるような」
「賢しいだけのウンコが何を言う」
「ああ、めるてぃさんまで変に!」

「次の奴、来い!」
「お願いします!」
「ほわちゃぁ!」
どごしゃぁ!
「我が人生に、一片の悔い無し!!」

「次の奴、来い!」
「お願いするっす」
「ちゃんと働けぇえ!!」
どごしゃぁ!
「働いたら負けかなと思ってぇー!!」

「うわーん、どう見ても変ですってば。駄目人間を冗長させてますよ!」
「そんなことは無い。○イガージョー直伝の熱い拳で立ち直れない漢などいやしない!」
「彼らは漢じゃないから、駄目人間なんですよぉ」
「貴様ぁ、今この商売を辞めたら、この冬買う予定の豚皮のコートが買えないだろうがぁ!」
「豚皮なら、今でも着てるじゃないですか」
「え? ・・あえ? ・・・し、しかしだな」

「今度はあたいの番ですよね。『お前は負け犬なんかじゃない、立派な負け人間だ』でお願いします」
「ほらほら、世の中こんな駄目人間ばっかりなんだから、俺がなんとかしないとだろ。さぁ行くぞ!!」

世紀初めなのに、世も末だなぁ・・。・・・ふぅ冬も近いな・・」


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WebMaster めるてぃ