「よう」
「・・・」
「よう!」
「・・・」
「あぁ? ひとが挨拶してんのに、シカトか?」
「ぶ、ブタ!?」
「ただのブタじゃねぇぞ、俺は」
「じゃぁ、なんなんですか?」
「見て判らねーのか?」
「わかりませんです」
「よく見ろ!」
「・・・マント?」
「どらぁ!」
「・・剣・・?」
「おっしゃぁ!」
「・・?・・胸当て?・・乳バンド?・・・(ということは女、いやメスか、このブタは)」
「どこ見てやがる!」
「え、いや、その」
「ここだ、ここ! おらぁ!」
「ちゃんと名前が書いてあんだろ! 洞察力の無ぇ輩だな!」
「そんなこと言われも。それって洞察力というレベルじゃ・・」
「言い訳なんざ聞きたかねーな。いいか、俺様がWebマスターのめるてぃ様だ」
「めるてぃ・・?」
「様!」
「めるてぃ様!」
「これからお前みたいな能なしにも判るように、タブブラウザの説明をしてやる」
「わたしは能なしじゃないです」
「言葉で言って判らねー奴は能なしだ。能なしにも判るように図を使ってやるから有り難く思え」
「あ、どうも・・。っていうか・・、その」
「あぁ?図を見ても判らねーとかほざく気かぁ? この
ムラサキアメフラシが!」
「ち、違いますよ。その、さっきまで結構格調高い雰囲気だったのに、なんていうか、その」
「てめぇ、俺様が下品だとでも言うかぁ、こんの
ダボハゼ野郎!」
「うわぁ。すいません、ごめんなさい、ごめんなさい。わたし初心者なもので」
「こんの
ヒョウモンダコ野郎!
初心者には免罪符という意味はねぇ!
てめぇに付き合ってると日が暮れちまわあ。ちゃっちゃと行くぞ」