「次はプロキシの設定だ」
「プロキシってなんですか?」
「ロシアの家庭料理でな。肉や野菜を炒めたものを詰めて、焼いたり揚げたりしたパンだな」
「・・・」
「それはピロシキだろ! って突っ込めよ!」
「なんかもう、くだらないジョークにつき合うと疲れますよね?」
「ちぃ、いつか殺す。で、プロキシってなにか知ってるのか? いや、答えなくていい、どうせ知らないはずだから」
「ま、読んでもいまいち判らんだろ。PCから目的とするアドレスへアクセスするときに、一度寄り道させるようなものだな。現在では、本来の目的から外れて、IPアドレスなどを隠して匿名性を確保するために使われることが多いな。もっとも、使用してるプロキシの管理者には全てが筒抜けの訳だが・・」
「ええっと、DonutPを使えば、簡単に身元を隠せるってことですか?」
「そういう主旨の話をしたい訳じゃない。今回は
ローカルプロキシの話だ。すなわち外部にあるプロキシを使用するのではなく、PC内で擬似的にプロキシを作り、それを通過させる。上記のCyberSyndromeにも書いてあったが、プロキシを間に通すことで、送受信する情報を書き換えることが出来る。それがフィルタリングだ」
「あ、なんか前にも聞きましたよ。
Proxomitronってやつのことですね」
「その通り。Proxomitronをローカルプロキシとして使う事によって、ポップアップ広告の制御やブラウザクラッシャーを無効化出来たりと、良いことずくめだ。これを使わない手はない」

「まずProxomitronをインストールしろ。
Proxomitron-Jから。
で、オプションからプロキシ>IEに任せる を解除してDonutPを再起動。すると右下のプロキシリストボックスが有効になる。またオプションからプロキシ>プロキシ・リスト欄に
localhost:8080
と入れろ。そうすると、リストボックスの▼からlocalhost:8080が選べるようになる。

Proxomitronを事前に起動させておけば、この状態の時だけDonutPはProxomitronを経由することになる」
「ははぁ、要はProxomitronを経由するかどうかを、簡単に変更できる訳ですね」
「その通りだな」
「で、あの、肝心のProxomitronの使い方がよく判らないんですけど」
「うん、言うと思った。
効率のいい検索方法でも読んで、”Proxomitron 使い方”辺りから検索して自分で調べろ」
「はう、自分でですか」
「当たり前だ、
ドンタコス野郎。他人から聞いただけで身に付くと思うな」
「人生ってちびしーのね」